あ と が き

 

 先月は広報委員会事業の「映画地球交響曲第二番」上映会がありました。観て頂いた方々には、誠に有難うございました。

 さらに、上映にあたってはたくさんの人の協力を得ることが出来たことを この場を借りて御礼申し上げます。

 私個人の思いのみ?だったこの事業をやってみて、まずはこの映画を多くの方に観に来て頂いたことが一番の収穫だったと思います。

 4月度合同例会で講師の馳浩氏が言った「本物」を紹介できたかな、と勝手に自己満足しております。 それから、この事業を通して

 世間一般の常識や過去の経験にとらわれずに常々柔軟な意識と判断で事にあたることは勇気の要ることだと実感しました。

 これまでは、重要なことは固定観念や成功体験に従って行なっていれば、殆どリスクを負わなくてすむと思っていました。

 ともかく、事業の責任者として様々な事にあたれたので大変勉強になりました。終わった今ではまたやってみたいなと思っています。

 この映画は6年前の公開で私は4回目です。その時々に希望や考察を与えてくれる活きた映画だと改めて実感しました。同じようなこと

 では、例えば林覚乗先生の講話など同じ話と分かっていてながら何度聞いてもグッとくるものがあります。この映画の中でダライラマが

 言った「人間の究極の本性は慈悲と利他の心である」とは、最初はそう思えないことでしたが、いまではわかるような気がします。

 それから佐藤初女さんも同じくらい印象に残った人として上映後のアンケートでは名前が多数書き上げてありました。面倒くさいことに

 取り組むことで「癒し」や「安らぎ」を与えることが出来る。そんな佐藤さんの心の形が、あのおにぎりだったのではないでしょうか。

 最後に、今日はA.セナの七回忌にあたるので、書き加えさせてもらいます。

 私はこの映画を「セナが出るはずだった映画」として観に行ったのが最初でした。イタリアGPでの事故が無ければ、彼が元気にこの

 映画に出ていたと思うと残念でなりませんが、彼もまた日々を真摯に生きることで素晴らしいメッセージを残してくれたと思います。

                                                                          広報委員長

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