あ と が き

 

  七月に入って夏本番、ここんとこ選挙や操法訓練、山笠なんかで甘木のメンバーはメチャ忙しそうですね。

 また、22日のサマコンに行かれるメンバーも多いようです。先日のアカデミー講座で多田法制顧問が言われたように

 やっぱり年に1〜2回は首都東京に行ってみるのもいいんでしょうね。私も最近都内には行ってないので余計にそう思います。

  話は変わりますが、先日読んだ本で面白かった「ホンダ世界GPへのチャレンジ」をこの場を借りて紹介します。

 内容は、ホンダが20年前に 今でも全盛の2サイクルエンジンでなくレースでは不利とされる4サイクルエンジン(しかも楕円ピストン)や

 斬新な車体の造りなど、全てにおいて革新的なマシン(NR500)で世界グランプリに乗り込んでいった3年間のことが書いてあります。

 社内で各部門の若手を集めてプロジェクトチーム(当時のチームリーダーは先日セガの社長を退任した入交昭一郎氏)を作り、

 蓄積や経験の無い新たな技術をゼロから開発していったプロセスは、ホンダならではの柔軟で本質を突いた物語でした。

  ひとつのプロジェクトが大いなる求心力を持って、若手の育成、社員の意識高揚、世界レベルでのファンの獲得等々、

 3乗4乗の相乗効果を生み出す組織論として、勉強になるホンダと思います。

 

                                                                         

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