あ と が き

 先日のオイスカ交流会に出席して、アジア諸国の若い人たちと話をすることが出来ました。

 彼らが日本語を上手に喋ることに驚き、日本のこと、世界のことを良く知っていることに大変感心しました。

 中国で英会話を題材にした映画が大ヒットしたり、アメリカでインド人がシステム開発の中心を成していたり。

 将来、国家間の垣根が完全に取り払われ、世界がボーダーレスになれば今の日本人に働く場所や国は、

 世界中のどこにも無くなってしまいそうです。交流会は、テレビで観たり人づてに聞くだけではわからない体験でした。

 そこでインターネット(ボーダーレスの先兵)なんですが、不動産業界でもその勢力は日増しに伸びているようで、

 東京ではネットを利用した賃貸物件の成約数が、全体の30%、売買の方でも10%を占めるようになったそうです。

 福岡市内でもまだ微々たるものと聞いていたので、正直この数字には驚きました。

 大きな変革の波が来ている、いや通り過ぎている実感がやっと湧いてきた。そんな2000年の夏も終わり。

 先日読んだ本で、アメリカのヘッドハンティング会社の社長が「売れる人材」の条件を書いてました。それは、

 「ダイナミックに主張し、エネルギッシュに行動し、クリエイティブな発想力、フレキシブルな思考力を持ち

 ポジティブな判断とリスクを恐れないチャレンジーな人」という宮沢賢治が聞いたら泣き出すような人物像でした。

 そんな人間、自分の周りにいるかなと考えると、いたんですねえ。

 早速、アメリカの社長にメール打って、高値で買ってくれる会社があるかどうか探してもらいたいと思います。

                                                             

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