福岡県西方沖地震 2005/3/20 AM10:53 |
■福岡西方沖地震ドュメント
【3月20日】
10時53分 福岡県西方沖を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生
福岡市や佐賀県南部などで震度6弱を記録。天神でビルの窓ガラス
444枚が落下して3人がけがをするなど、各地で被害
10時57分 気象庁が福岡県の日本海沿岸と長崎県壱岐対馬に津波注意報。一部住民が
避難。正午に解除
11時 0分 首相官邸に対策室設置
11時20分 福岡市が災害対策本部を設置
12時40分 福岡県が被害が深刻な福岡市・玄界島への救助派遣を陸上自衛隊に要請
16時43分 福岡市博多区で倒壊したブロック塀の下敷きになった
糸山みつ江さん(75)が搬送先の病院で死亡。
近くに住む女性(88)は、「長く福岡に住んでいるが、こんな大きな
地震が来るとは…」と絶句
17時 5分 玄界島から島民の避難開始。高齢者などが海上保安庁の巡視船で
島を離れる
18時23分 福岡市中央区の九電記念体育館に玄界島から避難した住民が到着。
最終的に島民430人が一夜を過ごす
19時 0分 福岡県が福岡市への災害救助法を発令
21時23分 玄界島の現地対策本部が漁協役員ら10人を残して「全員避難」
を決定
【21日】
0時30分 福岡市南区・JR博多南線の高架橋下にコンクリート片が 落下
しているのをJR西日本社員が発見
8時45分 福岡市は土砂崩れの危険がある西区西浦地区の8世帯24人に避難勧告。
西浦漁村センターに避難した木藤ハツヨさん(82)は
「もう家には住めないかもしれない…」
10時15分 林田彪内閣府副大臣(防災担当)を団長とする政府調査団が
九電記念体育館を訪問
15時 5分 福岡市は同市中央区大名1丁目のビルが倒壊する恐れがあるとして
入居者と近隣約40世帯に避難勧告
17時 0分 九州管区警察局が地震の被害について「死者1人、負傷者734人、
全半壊を含む建物の損壊807棟」と集計
【22日】
7時 5分 福岡管区気象台は、地震で地盤がゆるんだ地域で土砂災害の危険が
高まっているとして福岡地方に大雨警報を発令
9時 0分 福岡市が九電記念体育館に仮設診療所を開設。島でただ一人の医師、
副島修さん(33)は「高血圧など毎日の薬が必要な人を診察できて
よかった」
15時55分 玄界島などで余震では最大となる震度4を観測
17時20分 福岡市はがけ崩れの危険があるとして東区香住ケ丘の民家9世帯
12人に避難勧告
【23日】
11時 0分 細田博之官房長官が会見。玄界島の復興は離島振興法で対応する方針を表明
【24日】 災害ボランティア活動・今村理事長、佐藤副専務、川上副理事長、
井手副理事長、久保委員長、林君
8時30分 玄界島の漁師71人が漁船の手入れのため一時帰島。島民の一人、
大西博信さん(34)は「やっぱり島がよか」。約2時間滞在して再び離島
9時 0分 九電記念体育館近くの平尾小で玄界小の修了式。警固中では玄界中の修了式
【25日】 災害ボランティア活動・藤田監事、田代専務、井手副理事長、
二又委員長、吉森委員長、西村君
3時 0分 玄界島で震度1。余震として200回目。
気象庁は「活動は次第に減衰している」
【26日】 災害ボランティア活動・井上副委員長、中尾副委員長、福田君
穂積君、釜堀君、松岡君
11時 0分 小泉純一郎首相が陸上自衛隊ヘリで玄界島に到着し被災地を視察。
避難所視察の後「激甚災害並みの支援をしていかなければならない」
【27日】 災害ボランティア活動・今村理事長、佐藤副専務、馬場君
手島君
皆様の御協力、ありがとうございました。
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福岡県西方沖を震源とするマグニチュード 7.0の地震が発生。 |
「死者1人、負傷者734人、全半壊を含む 建物の損壊807棟」と集計 |
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福岡市内のデパートの店内風景。 | 天神のビルの窓ガラス444枚が割れる。 |
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道路も陥没!上、下水道も破裂!! | 避難場所となった九電記念体育館。 |
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九電記念体育館に玄界島から避難した 住民が到着。 最終的に島民430人が一夜を過ごす |
木藤ハツヨさん(82)は 「もう家には住めないかもしれない…」 |
被災された皆様におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。 |