サマーコンファレンス2006年
公益法人制度改革セミナー
専務理事挨拶 議事録
2006・07・23 10:15〜12:00


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池田会頭の直近の幕僚は如何なる仁か。九州地区からの出向者向けのセミナーにおける昨年12月の JAL シーホークでは、日本の役員の紹介をなさっただけであったから、そこでは彼の哲学は聞けなかった。確か600名を軽く超える会員を有する国内最大 LOM の直前理事長だった。

 官房長官や会頭が登壇する同時刻にセミナーをぶつけてくる、担当委員会の心意気にも心が惹かれる。一見地味な活動に、大きな運動のうねり、時代の転換期を感じているのは大川 JC の村尾専務にとどまらないようだ。

 昨日のメインフォーラムは、閉会後の導線が混乱したらしい(私たちの委員会は参加できる時間帯ではなく、残念ながらメインフォーラムには参加出来なかった。メインフォーラムはかなり盛況であったらしく、直後の私たちのセミナーは7分遅れのスタートを余儀なくされた)。今日はその反省もあってか、場内誘導、警備の補強が求められ、急遽、早朝より警備に借り出されることとなった。日曜朝の大ホールでのメインフォーラム担当委員会は私達と同じグループの兄弟委員会。おそらく同じく領土・領海の藤島さんもこの大ホールでわたし達同様、混雑する開場をさばくために今どこかにいるはずだ。

 私の属する委員会のメンバーも、昨夜の LOM ナイトを、あるいはそこそこに切り上げて就寝し、8時30分には10名強が集まっている。皆は作業終了後、このまま大ホールに残り、講演を聞くつもりだけれど、私は15分遅れで開催される予定の、以下のセミナーを聞きたかった。皆とは後で昼食をともにしてサマコンを散会することにし、一人、別棟会議センター5階へ。

 大ホールの集客力に吸われて閑散たる会場を予想していたら700名強の会場はほぼ埋まっている。受付までちゃんとある。事前登録でも必要だったろうか?ブラリと来たのは迷惑だったか。九州地区の受付へ。名刺は昨夜も単独行だった私に配慮された東京 JC の LOM ナイトで既に使い切ってしまっている。

受付担当から『 LOM の代表の方ですか?』に、『いいえ、一存で勝手に来ました』と応えると、たまたま8時30分の時点で胸に付けていた私のネームプレートをご覧になり『甘木朝倉』と読み取ってくれた後、彼はチェックシートに丸印を記入、割り当てられてあったらしい配布資料を頂く。

前列には空席がまだある。最前列に座る専務の二つ後ろの席に座る。この茶色の髪に包まれた脳細胞にはどんな哲学が詰まっているんだろう。近畿や大阪のメンバーはともかく、私同様、知りたい会員は多いと思う。

本来は、先ずは自分の委員会の議事録でも作成でもすべきと思うけれど、それに相当するものを委員会でも作成するだろう。部外者が出すぎたこととは思うけれど、文書化すべき名演説、というか、私のモヤモヤした危機感?を言葉にしていただいた敬意も込めて、記録を残しました。

時折読み返しそうな気がしています。

司会『専務理事 ご挨拶。社団法人日本青年会議所 専務理事 小松範行君、よろしくお願いいたします。』

専務『はい。
    おはようございます。ようこそ横浜に、そしてサマーカンファレンスにお集まりいただきました。このサマーカンファレンス、この法人会計のセミナーのみならず、サマコン全体として1万人の登録を頂いております。非常にたくさんの方がこの横浜にお集り頂いているということになっておりますけれども、これは一つには日本青年会議所に対する全国各地の青年会議所の皆様からの期待感と、私たちとしては勝手に考えています。

    日本青年会議所 池田会頭をはじめとして、今年は内向きの活動よりも外向けに、と会頭にはお願いしておりまして、会頭もその趣旨で活動していただいております。たとえば、47ブロックを会頭が訪問するというようなことは、今年は取りやめています。なぜか、それは日本青年会議所が、もっと外部に、外に、我々がどういう考えを持っている団体なのか、何をしている団体なのかということを認知してもらえることに精力を費やしてもらいたいと考えているからです。各地にはブロック会長、地区担当常任理事の皆様が会頭名代として各地青年会議所の皆さんに日本青年会議所の考えをお伝えする機会をもって貰っています。
    一方、池田会頭には、この青年会議所のブランディング、我々がどういう趣旨で、我々の存在価値を社会にしっかりと認知して頂くための、その道筋をとることに注力をしてもらいたい、と私の方からも会頭に進言もし、会頭にも了解を得ております。

    2005年度から、2006年度、そして2007年度以降続く、この JC ブランディングという考え方、これを各地青年会議所の皆様にも是非理解をして頂きたいのです。

    今、全国の青年会議所の最大の、そして火急の問題の一つに会員の減少がある、と聞いています。10年ほど前は6万人ほどいた日本青年会議所のメンバーも、今は4万人となっております。1億2500万人の人口対比で、この4万人という数字で本当に社会変革が出来るのかという不安感が多い。


    各地青年会議所も同様であります。自分達の青年会議所のメンバーと、その人口の比率を考えると、その会員数で本当にその地域を変えていく運動が出来ていけるのか、という不安感は皆さんもお持ちかと思います。だからこそ、その会員拡大をしていく上において、一番大切なことは何なのか、それは日本の青年会議所がこの日本国内において、どういう活動をして、何をして、どういう風に社会を変えていこうとしているのかを認知してもらうこと、これは、当然各地青年会議所の皆さんが地域の皆さんに対して PR をされて、また活動、運動を通して結果を出されていることかと思います。また、日本青年会議所は皆さんとは違う立場で、国家の問題そして国際の問題に取り組むことで、マスコミにも取り上げられ、社会にも認知されています。いい意味でも、悪い意味でも注目をされることが、この青年会議所の存在価値、存在意義になるのではないか、と思います。

当然それに耐えうる中身も重要でありますけれども、先ずは日本の青年会議所が、そして日本 JC が、「そういう若手のボンボンの団体があるね」、という認知から「こいつら結構やりよるな」、という認知へ変わっていかなければ、各地青年会議所のみなさんも JC バッチを付けて活動していくことに誇りを感じてもらえないのではないのか。そういうことを2005年、2006年、日本 JC は念頭において行動していると、先ず皆さんには理解をしていただきたいと思います。

    今日、これだけ多くの皆様が立ち見も出る中でお集まり頂いているということは、日本青年会議所もしくは日本の青年会議所という組織が今後の法改正でどのような影響を受けるのかということに、非常に関心を持って頂いているということの証しであると思います。 HOW TO  の問題、実際どうしたらいいのかという危機感を持っておられるという証しだと思います。

    また機会に、青年会議所とは何なのか、我々は何をする団体なのか、について改めて719の青年会議所の皆さんに考えていただくいい機会になると考えています。


    我々は明るい豊かな社会を目指す、ということで日本青年会議所については55年前に、一部ではそれより前に LOM という形で立ち上がりました。その精神は今も変わらずにあります。地域に根ざした、そして地域の行政とリンクした地域行政づくり、まちづくり、そしてそれに関わるひとづくりを通して、明るい豊かなまち、社会をつくるということは、719青年会議所の皆さんが理解して下さっていることです。明るい豊かな社会をつくり上げていくという精神を維持するためには、そして先ほど申し上げましたように、社会から、行政が認知され、付託と信頼をされるためには、公益社団法人格としての見地が必要だと、日本青年会議所では考えています。

    詳しい話はこの後、須田議長以下メンバーの皆さんがしていただけることになるかと思いますが、公益社団法人格をとる、という選択と、一般社団法人格をとる、という選択と、社団法人格をとらない、という選択があります。日本青年会議所は当然、公益社団法人格を有する団体として2007年度以降継続していくことに決めています。


    各地青年会議所の皆さんは日本青年会議所の皆さんとは別社団ですから、日本 JC が公益社団法人格をとるので、公益社団法人格をとらなくてはいけない、という縛りを設けてはいません。現に今でも社団法人格を持たない青年会議所を日本青年会議所は認証して、青年会議所の仲間として同じ目標に向かって歩んでいただいていることに変わりはないからです。


    しかし、今後は世間が社団法人についての色分けをしていきます。あなたは公益社団法人格なのですね、もしくは、あなた達は一般社団法人格なのですね、という色分けをしていくでしょう。そもそも、この社団法人格を改正して、線引きして、ふるいにかける理由は JC をいじめるためでもなんでもなく、社団法人格ないしは財団法人格という名を騙って、現実には広域性の高い活動を全然してこない他の社団法人格に対して整理をするという意味においても、行政改革は必要であろうと判断されているからでありますから、別に我々をいじめるために国や行政が決めているわけではないのです。

我々はこれまでの創始の精神に基づいた運動を展開することで公益社団法人格を維持していけると信じてはいますけれども、ある程度の基準が設けられた以上、皆様にもこれを理解していただいて、それになるべく準じた動きをしてもらいたいと考えているに過ぎません。


    公益社団法人格と一般社団法人格、ともに社団法人格を名乗れることに替わりはないかもしれませんが、一つだけ理解してもらいたいことは、今、各地青年会議所の中で行政から助成を貰って事業をしたり、もしくは行政とタイアップして事業をしたりというような LOM も多かろうと思います。ブロック、地区においてはなおさらであろうと思いますが、今後、その公益社団法人格から外れたら、行政は青年会議所に対して助成をしていきにくくなります。公益性がキッチリと重んじられた団体だからこそ、市民に付託をされた行政がその青年会議所の活動に金銭的なバックアップをする、という大前提が崩れるのです。

    一般社団法人格であれば、我々は社団法人格と名乗りたいという程度に過ぎないわけで、社会から認められた公益性の高い法人格を持った青年会議所であるという認知から外れるわけです。本当にその認知で、我々が明るい豊かな社会を築く団体として存在していけるのかということを、皆さんにはもう一度考えてもらいたいのです。


    「いやいや、別にうちの LOM はこれまでもこれからも、地域の祭りに参画して年一回の祭り事業を盛り上げることに全精力を費やしているので公益性は問いません」、という LOM ももしかしたらおられるかもしれません。もしくは「会員数が大幅に減少して、青年会議所という体は成しているけれども何の活動も出来ていないんです」、という LOM もあるかもしれません。そうした皆さんがややこしく面倒くさいルールをクリアしてまで公益社団法人格をとる必要がないと判断をされるのであれば、それも選択肢の一つといわざるを得ません。

    しかし、日本青年会議所は719の各地に点在をしている青年会議所のみなさんと足並みを揃えて、国家を、そして国家から地域を変えていこうとしているのであります。

    「うちは一般社団でいいんです」、もしくは「社団法人格がなくてもいいです」、という LOM が半数以上になってしまえば、日本青年会議所もしくは日本の青年会議所は「全国各地に散らばる4万人の総意である」と日本青年会議所が発信できなくなります。たとえば「1万5000人の有志とその仲間達」、みたいな表現をしなくてはならなくなるのかもしれません。


    日本青年会議所を助けるために、皆様に公益社団法人格をとってくださいとお願いしているつもりは全然ありません。別社団ですから皆さんの判断です。しかし、我々の大先輩達、皆様の LOM の大先輩達がどういう思いで、青年会議所をその地域につくられたのか。公益社団法人格をとって、ブランディングも社会からの認知も維持した中で、行政とタイアップした地域づくりをしていこうという気持ちを維持できないのではないのか、と、そう思っているんです。


    現実に、今まで皆さんが LOM の会計であったり、 LOM のお金の使い方であったり、そういうことをされてきた以上の負荷がかかるかもしれません。面倒くさいこと、邪魔くさいことがいっぱい出てくるかもしれません。でも、今後皆様方の LOM に入会して、地域の活動をやりたいと思っている地域のこれからの若い世代の皆さんが「 JC という団体は他の色々な NPO とは違うんだよ」、ということを伝える一つのキーワードにしていただきたい、この「公益法人格を持っている」ということを。そして皆様が公益法人に堪えうる組織運営をしているのか、運動展開をしているのかということを振り返る、一つのツールにしてもらいたい、そういうふうに考えています。


    今、大雨の災害が出ています。北信地域、そして今では九州、熊本も宮崎も生き埋めになっている方がおられると聞いています。大災害です。これは天災ですから、毎年、あるいは年に何回も起こり得ることですね。青年会議所として、ブロック、地区というネットワークを使って危機管理をキッチリとり、災害復旧、支援策や皆様のケアを青年会議所がしていこうという時に、この公益社団法人格を持っているのと持っていないのでは大きく違います。

    去年の新潟の地震の時でも、 JC だから行政が色々な通交証を発行してくれたり、行政から色々な認可を簡単な手続きでもらえたり、一般の車両では入れないところに入っていって支援が出来たり、「 JC という冠のお陰で支援活動がスムーズに出来た」という報告を聞いています。

    青年会議所は社会変革運動を展開していく団体ではありますけれども、そういう災害時にも青年会議所がいかに地域と密着しているかということを全面に出しながら、地域の皆さんに理解をしていただける団体になりたい。そのためにも公益社団法人格をキッチリとって、行政から信頼されている団体であると、行政から付託を頂いている団体であるという認知を受けて、我々が719のネットワークを使って、日本国内で起こる災害の復旧に、迅速にそして一生懸命取り組むというようなことも、今後も続けて行きたい。

    そういう災害地で一番問題になるのが一体何かというと、たくさん集まるボランティアの皆さんを束ねる能力が行政には乏しいということ、100や200のボランティアが集まると、それが100や200それぞれにバラバラ勝手に動く、そういうような問題点がある、ということを昨年の新潟での災害時に耳にしました。

    是非、 JC の皆様には、集まって下さったこのボランティアの皆さんが充分に能力を発揮できるように下支えしていただいて、上手く機能的に動くように、取り組んでいただけませんか、という依頼を JC が方々から受けているとも聞きます。



我々が社会から求められている、そして我々の持っている能力を発揮する機会の一つがなくなります。行政が我々に付託できなくなるからです。公益社団法人格がない団体だから、です。

何度も言いますが、青年会議所は明るい豊かな社会を築き上げる、公益の団体です。

公益社団法人格の理事は、皆様の LOM の理事はもう「公人」です。だからこそ行政の皆様から付託と信頼を受けて、もしくは行政に対する様々な提言を受け入れてくれるのです。市民と行政のハブ機能を果たしたり、というようなことが可能になるわけですけれども、この公益性というものが私達からなくなれば、それはもう、 JC ではないのです。 JC 、という名を騙るサロン、ですね。

JC ごっこは辞めたい、と池田会頭は言っています。さも、素晴らしいことをしているかのように一方では見せながら、その他方では公人としての自覚のない方々も非常に多いと言われている JC です。

我々は先月、訪中ミッションに行きました。キッチリとした目的と意義をもって南京大虐殺記念館で献花をしています。そのことがマスコミに取り上げられました。非常にいいことだと思っています。いい意味でも悪い意味でもマスコミが青年会議所のやることに対して目を光らせることはいいことだと、私は思っていますけれども。

とある紙面においては「所詮 JC はボンボンだから」、という論調で書かれました。「何にも分からずにやっているボンボン集団だから、何も考えんと献花しよるな」、と。そういう論調ですね。

我々が本当にボンボンの、お嬢ちゃんの JC を維持させていきたいというのであれば、こんなことはどうでもいいことです。社団法人格が公益であろうが一般であろうが、もしくは社団法人であろうがなかろうがなんていうことは。 JC という冠で、銀座や六本木や、地域の盛り場で時間を過ごすだけでよしとするのであれば。

ですけれども、私たちはやっぱりそういう団体ではない、と。4万人がキッチリと足並みを揃えて、地域の青年会議所が地域の皆さんとしっかりとタッグを組んで、地域の社会変革を起す団体であるという自覚があるからこそ、この案件に取り組みたい、と考えています。

あとは皆さんの選択です。何回もいいますように、日本青年会議所と各地の青年会議所は別社団であります。今でも社団法人格を持たない青年会議所を我々の仲間として当然認めていますし、同じように青年会議所運動に取り組んで下さっていることに支援をさせていただいておりますし、また、逆に支援も頂いています。

ですから「あなたの社団法人格は一般ですね、ハイこっち」、「あなたは公益ですね、ハイこっち」、そんな分け方は当然しませんし、たとえば「総会で一般社団法人格の人は後ろで立ち見です」なんていうようなことは絶対言いません。

ですけれど、なぜ一般社団法人格しかとらないのか、もしくは取れないのかということは、「見られる」、と思います。


お願いをするような話ではないでしょうし、当然皆さんに命じる話でも何でもありません。しかしこれを機会に皆さんが自分のところの青年会議所が、どういう趣旨で何をする団体で、メンバーひとり一人が何をする団体で、 JC メンバーである誇りをどこに置くのか、ということを考える、絶好の機会にして貰いたいと思います。


会計の報告書をどう作るのか、とか、 LOM の収入に対して支出をどう考えたらよいのかといったことは、このことを先ず皆さんが考えた後に、方法論として、知識として頭に入れて貰うべきことです。

自分達の青年会議所がどうあるべきかという議論なしに、決められたルール通りに会計をやっていきましょうという議論になってしまうと、非常に危険だと、結局元に戻ってしまうと、そう思います。

だからこそ、この HOW TO  以前に皆さんがなぜこのことを取り組まなければいけないのか、もしくは取り組む必要があるのかないのか、ということを考えてもらう機会にして貰いたいと思いますし、皆さんがこのサマコンが終わって各地青年会議所に、自分のところの地元に戻られた後に「専務理事の小松が偉そうに言っとったけれども、うちの LOM は一体どうするんや」、というふうに考える時間を是非持って貰いたいと思います。


今後は、このことから、他 LOM 、複数 LOM との合併をしていく中で公益社団法人格をとろう、という選択肢も出てくるでしょうし、一つの LOM では会計上難しいけれども、これが数 LOM 集まると人数も増えて公益社団法人格をとれる要件を満たしていくのではないかという議論も出来るでしょうし、今後それが道州制への青年会議所のあり方にもつながる可能性があると思います。

是非皆さんには一度このことを考えていただいて、最終的には皆さんの選択ではありますけれども、本当にその選択でいいのかどうかを、じっくりと LOM の理事会で議論をしていただけるという前提のもとに、この公益社団法人会計セミナーを聞いていただけたらと思います。

719の青年会議所が足並みを揃えて、日本の青年会議所としての行動を取って貰いたいと考えています。

その後は、財政審査会議や総務グループが全力を挙げて皆様の支援をしていきます。そしてブロックや地区にその支援機能をシフトして、「これちょっとどうしたらいいか分からないんだけれども」、ということに対する Q & A は地区、ブロックが責任をもって皆さんのバックアップをしていきます。

生みの苦しみ、です。一緒に皆さんと足並みを揃えて、この JC という組織の存在価値と存在意義と、これまで我々が先輩から引き継いできたものを次世代につないでいく責任を、ともに考えていきたいと思います。

本当に朝から、早朝から志高い皆さんが、そして危機感をしっかりと感じ取って下さっている皆さんが、こうして横浜に、このセミナーにお集まりを頂きましたことを、改めて御礼といたしまして冒頭の挨拶といたします。

今日一日、よろしくお願いいたします。』

司会『ありがとうございました』