モンゴル、ウルルン滞在紀   vol.2
※この物語は昨年の世界会議より始まった。

■9月6日(水曜日)
この日は、朝から事件が起こった
イナバの部屋から何やら声が・・・まだ酔っているのかと、しばらくほっておいたのだが、事態は深刻らしい。
部屋に行ってみると、トイレに閉じ込められていた。約20分格闘したらしいが、ドアが開かず助けの雄叫び!!
「開けてくれー」
建築の建てつけの悪さであるインチョン空港から魔の手は迫っていたの
であった〜
■朝食をすませ向うは、エルディネット銅山。
スケールのでかさにびっくり
昨夜の酔いも広大な景色で吹き飛んだの
であった〜
50t級の原石車が場内を交代制で24時間フル駆動!!
積込みショベルも130t級のダンプに6パイで満載!
ナカノは、俺にも乗せてくれと頼み込むがすんなり断られる。
原石車のタイヤが日本製(ブリジストン)だった事にイマムラは感動していた。

イナバは甘木で造られていると自慢していた。

オペレーターもJCメンバー

ドイツ製のショベル
(1台6億円也!)
■お次は、昨日行った孤児院の牧場、畑がある所。
壮大な景色、と土地の広さにまたまた感動!
ここで馬乳酒、登場!
馬のお乳で作ったお酒である。このお酒が後々、イマムラとナカノを襲う!!
孤児院の子供たちへお土産を渡し、イマムラ感動の涙が・・・昨夜の変身ぶりを子供達が見たらどう思うのかが、疑問で
あった〜
■それから道なきみちを進むと遊牧民そしてゲル!
ゲルの中でまたまた、馬乳酒!馬乳酒
腸の悪い所を直す役目も有り、それを聞いたイナバは、一気飲み!!
イナバの胃腸の強さ、肝臓の強さにはこの旅を通じ感動させられた1つでもあった〜
■トヤさんにイナバが怒られた!
ゲルの中で最後に羊のお乳で作ったお菓子らしいが、イナバが立ったまんま口に入れたのである。
「立って食べないで!!

幼稚園児が怒られているようにイナバは苦笑いを浮べた
※写真左
この後イナバは、トヤさんにあと4回怒られようとは、この時まで誰が想像しただろう。
■ゲルの外に出ると馬に乗った。
壮大な景色の中!ウンコまみれでチョット臭いがする草原を馬は走った!!
※注意
写真左はナカノが大きいのではなく馬が小さいの
であった〜。
■ここで馬のプレゼント!
馬を一頭頂いたのである。
名前をジュンと命名!
ジュンは友情の証である青い首輪をし、イマムラになついたのである。
しかし、日本へつれて帰れる事は困難な為、やむなく面倒は、お願いし近年再び再開することを誓って、ジュンとしばしのお別れをしたの
であった〜
■出ました下痢です。
一番目の犠牲者ナカノです。
馬乳酒が効果的面!日ごろの不摂生がたたったのか痛風の影が近づく!
写真左はカーペット工場社長、二人はモンゴルで兄弟杯を交わしご覧の2ショット!
この後、魚釣りに行き夕食の食材をゲット!!その後、キャンプ場で夕食!!
■2日目の宿泊はオリンピック村(何故オリンピック村かは連日のウォッカのせいで不明)
モンゴルの大自然の中の施設で、夜も更け外へ出てみると満天の星空に感動!
是非この美しい星空を永遠に大切にしてほしいとエルディネットJCメンバーの皆さんにお願いするのでありました。

■昨年の世界会議でこの二人の出会いがなければ・・・
(メンデとイナバ)

■そして、今年の理事長同士はご覧のとおり
(ソンとイマムラ)
■9月8日(木曜日)
この日の朝、ソンさん自ら、羊を一頭さばき朝食の準備!
すっかり仲良くなったソンさんとイマムラ、理事長同士、背丈も一緒!
昨夜は、イマムラをベットまで運んで頂きました。

■モンゴルでは最高のもてなし料理とされるホルホグです。
羊一頭丸々使います。

さばき方も実に見事です。

■羊の肉は圧力鍋のようなものに水と一握りの塩のみで後は熱した石を放り込み蓋をボルトで固定し更に火に掛けます。

■ホルホグができるまでノーマルの朝食をいただきます。
至って普通・・・

3日目の朝です。結構疲れが・・・この時ナカノは爆酔

歓迎料理ホルホグが出来ました。
■朝食を頂いて僅か2時間・・・イナバとイマムラは一杯いっぱい、朝縛睡していた中野は次から次へと肉を平らげ、食いすぎたのか座っていた椅子が突然クラッシュ!食べすぎなのか、はたまたインチョンからの建て付けの問題なのか・・・それは不明。

エルディネットJC歴代理事長の写真

エルディネットJCメンバーの写真

ここはエルディネットJCの事務局がある建物
いわゆるJC会館
1階は印刷会社を営むメンデさんのオフィスがあり、2階に事務局とガンスクさんの奥様が経営するレストラン(左の写真)、ビリヤード場もありました。
■左の写真(真ん中の女性)はJAICAのボランティアとして、エルディネット市立病院で看護技術の指導に当たっている北海道札幌出身の堀口さんです。
エルディネット市立病院の院長もJCメンバー(エマさん)で、夕食をご一緒させていただきました。
2年間の滞在で今年の12月に札幌に戻られるそうです。モンゴル語ペラペラでした。
■この日は、予定されていた、行政の方とのお話が調整がつかずキャンセル、ホテル近くのコンビニ?(雑貨屋)で夜のお酒を買い込むイナバ。
気がゆるんだのか二人目の犠牲者が・・・イマムラである。
イマムラは二夜連続変身したせいか?中々眠りにつく事ができず、寝酒に馬乳酒を飲む・・・余計気分が悪くなりついにゲロ!!
早く日本に帰りたいと・・・
三日目にしてホームシックにかかったので
あった〜。
次号へつづく・・・