■鹿児島に雪辱を果たす
先々週鹿児島での練習試合、3−6で惜敗した相手に借りを返した。監督会議ですべての試合が仕切りなおしとなったこの日の公式戦。両チームともにベストメンバーでは試合に臨めなかった。しかし試合は前回と同じく接戦へともつれ込む。ただ前回と違ったのはAAJCにエラーが続出しなかった。気負いもなかったぶん、いつものペースで試合を出来た甘朝は地の利も手伝って鹿児島に6−3と勝利した。逆に鹿児島は慣れない土地で主管LOMとして大会の運営にあたり合計3会場で設営に追われLOMメンバーも応援が半減し不完全燃焼、1回戦突破はならなかった。300kmも離れた遠い土地で先々週から続いた大会運営を全うした鹿児島JC。この2週間で小さな友情が芽生えた両球団は再会を誓い固い握手を交わし帰路についた。鹿児島JC主管お疲れ様でした! |
■大器の片鱗、大飛球
入団以来外野の一角を占める西村はこの日も先発出場。チーム唯一の左打者は第1試合の鹿児島戦、鋭く振りぬくとライトへ大飛球を放ちあわや右越打かと思わせるあたり。惜しくもボールは定位置よりも深く守っていた右翼手のグラブに収まったが期待感充分だった。しかしあとはカーブにタイミングがまったく合わず、課題が残った。左打者用のヘルメットも無く卒業生の置いていくLOMへの礼金で取り崩しを狙う。叶わなかったら左は君だけや、1個¥4,500−.自腹で頼む!また決勝戦では出塁しみんなの期待を背負ったランナー西村はリードを取りいく気満々。体重を右足に乗せたとたん左投手の絶妙な牽制球が。気付いたときにはすでに遅し、1塁ベース手前で体育座りをしてしまった。その姿はまるでお菓子を買ってもらえず駄々をこねる幼稚園児状態。慰労会では彼女を同伴、チームメイトに紹介してしまった。彼女のマネージャー就任も決まったが、憲治・慶一郎に囲まれ野獣から美女を守っていた。 |